事務職の目標設定にお悩みでしょうか。
人事考課では数値目標を求められますが、営業職のように数値化するのはとても難しいです。
今回の記事では事務職の目標設定を実践的な具体例を交えて解説します。
この記事はこんな人にオススメ!
- いつも同じことの繰り返しだから目標設定なんて難しい
- 事務の定量目標が分からない
- 何をクリアしたら評価されるか分からない
Asuka
私は教育担当をする中で、みんなの目標を一緒に考えてきました。
目標設定にはコツがあります。実務を知らない上司でも分かるように書くことです。
目標設定は行動と数値の掛け合わせ
目標設定に必要な要素は3つあります。
- いつまでに(期限を決める)
- どうやって(行動目標)
- どのくらい(具体的な数値成果)
これらを踏まえて作り込みます。一度設定のコツが掴めたら型に当てはめるだけで目標設定が完成します!
この型に当てはめればOK
いつまでにどうすることによって、どのくらいを増やす/減らす
事務職の数値目標は基本3種類
基本は3種類に分けられます。営業事務や人事、総務といった専門性が高くなる場合でも応用することが可能です。
- ミスを減らす目標
- 備品に関する目標
- 生産性向上に関する目標
具体的に例文を紹介します。
ミスを減らす目標
- 前期発生した事務ミスの原因・対策を考え、同じミスは0にする
- 引き継ぎフォーマットを作り、引き継ぎもれを0にする
- FAX送信時は2人体制で行い、送信先誤りを0にする
備品に関する目標
- 書類の保管棚や書庫を整理し収納スペースの半分を空ける
- 備品購入を見直し、前年比5%減を目指す
- 会議資料はオンライン配布し、コピー使用率20%減を目指す
生産性向上に関する目標
- 〇〇の作業をマニュアル化し作業コスト50%減を目指す
- 生産性向上アイデアを10件提案し3件実現する
- 3M(ムリ・ムダ・ムラ)を洗い出し、残業50%減を目指す
- 問い合わせ返信文をフォーマット化し、返信にかかる時間50%減を目指す
- 紙のマニュアルをPC上で検索しやすい体系にし、在宅勤務で対応できる作業を20%増やす
まとめ
目標設定は行動と数値の掛け合わせです。どうやったら、どう成果が出るのか?を考えれば身近な業務でも数値目標を作ることが可能です。
もし目標が決まらない!と悩んでる場合は、Instagram(@asu.ie.work)をフォローしてメッセージでご相談ください。
Asuka
一緒に考えましょう!